これも自然の摂理か…

早出しの果物についてのお話をちょっと…

単純な疑問として、最近は原油高など施設園果実に対する条件は必ずしもいいとは言えないのに、何故こんな早い時期から色々な夏果実が出回るんだろう…?

愛知・蒲郡 温室みかん 山形産 温室栽培「佐藤錦」

そう思うのも当然の事ですよね。

どうして果物の早出しが盛んになったかはさて置き、どうして早出ししなければいけないかのお話をしましょう。

別にそんなに早く出荷しなくても、そこそこの時期に出せばいいんじゃないの…?消費者的には普通そう思いますよね。こんな時期に出すという事は、それ以前の寒冷期にはそれなりの加温等の処理をして、コストも馬鹿にならないのに…。

メロンやスイカ、イチゴと言った作物は定植時期をずらすことで、収穫時期のコントロールは可能なんですが、いわゆる果物=樹に生る果実はそう簡単にはいかないのだそうです。

我々人間にも生活のリズムがあるように、果樹にも1年のリズムがあります。どの時期に花を咲かせ実を結ぶかが樹木の中にインプットされている訳です。

コストの絡みで加温の時期を遅らせようとしても、果樹の持つリズムを極端に変えることは出来ないそうで、せいぜいが1年に5日程度ずらすことがやっととか…。

言われてみれば、急に1年を13カ月だと思いなさい!と言われても無理ですよね。で、仕方なく高コストは承知の上で早出しをしなくてはいけないようです。

早出しに対してのある程度の付加価値も期待してはいるのでしょうが、昨今の経済情勢の下ではこれと言った高値も期待できず、すぐさまピーク時の価格での販売圧力がかかるようですが…。まあ、店頭で消費者の皆さんの声を聞いていてもそんな感じですけどね。

しぶしぶ出荷しているところへ持って来て、今回の東日本大震災です。農家にとっては、それこそ想定外です。

儲けたいからそんな風に作っとるんやろ?って言われればそれまでですが、ニーズがあるから作るっていう面も否定できないはずです。そんな風に考えていくと、コロンブスの卵のような話になるんで止めておきますが、個人的には、いつでも欲しい時に欲しい農産物を…という人間のエゴがチョッとは収まると色んな面で、物事がいい方向へ動いていくような気がするんですが…。

皆さんどうお考えになります…?

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